今回の耐震改修工事は、狭い敷地内での工事。新設基礎を施工するためにも既設土間を撤去しなければならなりません。騒音が発生する。杭無しラップルクリート打設のためGL-4,000掘削が必要です。
山留工事における重機の配置等の計画又工事場所及びマンション住居人の駐車場への出入口が1か所しか無い為ため、この通路を掘削する時の車両の通行方法など問題が沢山有りました。
住居人がバルコニーでの選択物が干せない及び動線が交わらないように対応するなどが有りました。
1階住居人のバルコニー側の基礎を作るためGL-4,000掘削する。危険である為単管手摺とシート張りにて対応するなど色々な安全対策を考えなければなりませんでした。
住居人第一主義のため、快適までとはいかなくとも最大限の努力を行いました。

土工事においては、GL-4,000掘削します。山留工事H鋼横矢板自立です。SRC造なのでラップルコンクリートの上から鉄骨を建てるその後基礎配筋をします。敷地が狭い為鉄骨建方時25Ｔラフターで行うがアウトリーガーのセット位置がどうしてもＨ鋼の側に来てしまいます。考えた末溝形鋼にて頭つなぎを部分的に取る事にし解決しました。
また、通路6m掘削時も仮設鉄骨スロープを3m先行して作り車両を半分ずつ通行させる計画にし無事躯体を完了させる事が出来ました。